星がきらきら

Mais comme elle est loin!/遠き七つの星へ愛を

BE LOVEの予告から宮玉担に一週間で転がり落ちた話

たぶん似たような話は星の数ほどあるんだろうけど、私の話は私にしか書けないので書かせてください。あんまり文章を書くのは上手ではないけれど、オタクは自語り長文を書くのが好きだし今回はどうしても記録を残しておきたかった。大体一万字あります。

 

~BE LOVEの予告から宮玉担に一週間で転がり落ちた話~

 

タイトルの通りです。

 

 

 

 はじめに

前置き①:カプの優劣とかそういう話はしたくなく、それぞれのコンビはそれぞれに素晴らしく、現時点の自分自身も宮玉が一番と思っているわけでもない。これから宮玉について延々と話をしているのに対して、私にとって永遠に一番だろうと思える二人組は別にいたりする。

前置き②:当方嵐ファン。お気に入りはいるものの、箱推し。嵐以外にも担当が複数いる。デビュー組からジュニア・何なら7○rderみたいな辞めてしまった人含めて名前と顔が一致するジャニタレは大体全部うっすら好き。(キスマイだけ違った)

あと恐らくキスマイファンの使う「担当」と私の使う「担当」の重みを比較すると明らかに後者の方が軽いと思う。現にこれを書いている時点ではファンクラブにはまだ入っていない。自分にとっての「担当」は「今応援してるし今のところ応援枠から外れる気配がない」程度の意味でしかないものの個人を指す場合「推し」よりはしっくりくる言葉なので使っている。それはファンでいいのでは

 

好きになるまでの時系列 (呟きと共に振り返る)

経緯は以下の通り。編集しようがなかったのでそのまま書く。

・10/4、ジュニアが出ている関係でTo-y2配信を観る。初めて観るキスマイライブであったものの、ジュニアにしか気を取られていなかった。何ならジュニアの出番以外は必死に夕飯を食べていたと思う。歌っていた曲もアンコールの2曲とマハラジャしか記憶がない。ただ、この7人の中では宮田のファンになりそうだな~という感想を抱いていた。

・10/9、朝開いたツイッター。「BE LOVE」なる言葉がトレンドに入っていたので閲覧、1分5秒の予告動画を観る。ジャニーズアイドルがBLをやらされているということに気恥ずかしくなり、薄目*1 。後半の不穏さに首を傾げる。何が起こっているか分からなかった。(9:50)

・10/9、予告動画と同時に目に入ってくる関連ツイートから「やらせではない」という気配を感じる。男子校系のグループ*2ではないということに対する衝撃を覚える。(9:52)

・10/9、再度動画を観る。やらせではないらしいのでちゃんと観る。出てくる構図や設定がいちいち往年の同人二次BLにしか見えないため、再度首を傾げる。(10:30)

・10/9、最近良質なBLに触れてこなかったな…みたいなことに思いを馳せたまま午前が終了する。

・10/9、夜に再度予告動画を観る。この時点で午後の時間を使って宮玉エピソードも軽く調べてはいたし、予告の「絶対に許さない」が癖になっている。「キスマイ怖い」というツイートが残っている。(19:50)

・10/9、「まじで宮玉なんなの」というツイートが残っている。(20:08)

・10/9、「もうわたし宮玉のこと好きになってる…?」というツイートが残っている。(20:57)

・10/9、「宮田ファンになる可能性感じてただけでなく、玉森の顔普通に好きなことを思い出した」という旨のツイートが残っている。(20:59)

・10/9、モモンガエピソードをRTした後に「顔良くてあたまおかしい人間好きになるに決まってる」というツイートをしている。(21:00)

・10/9、触れてきた創作物の関係で予告から分かる設定の全てが自分に突き刺さっていることに対する怒りのツイート。(21:55)

・10/9、WEBFES「星に願いを」を拝見。玉森の衣装(萌え袖)が自分の性癖にぶっささり涙が出る。(22:36)

・10/10、午前中はツイートすらしないまま、自分の心を整理できないまま、「宮玉」で検索をし続けていた。

・10/10、「こんな転げ落ち方したくなかった」というツイートや、つらいという旨を訴える大量の良く分からないツイートが残っている。(17:00頃)

・10/10、頭の中に星が舞っている錯覚を覚えた旨のツイートあり。友人と会う約束があったため渋谷まで外出。待ち合わせまでの時間でCDショップのキスマイ関連のPOPを見に行く。(18:00頃)

・10/10、友人と夕飯を食べるも、宮玉のことばかり考え全体的に雑な返答となっていることを自覚していた。ジャニーズに興味のない相手に対して素直にその振り回されているという感情を訴える。そのまま頭を抱えながら「To-y2」「KIS-MY-WORLD」の2枚を購入。「もう無理」「今買うしかない」「こういう気持ちに振り回されるの逆に貴重」「明日興味無くなってたとしても好きの気持ちを抑えないことは重要」「純粋に興味がある」「とりあえず曲は良い」「配信で聞いたし買うことには意味がある」などのうわごとを繰り返していた覚えがある。相手の反応は全く覚えていない。(20:00頃)

・10/10、寝る前に再度見た予告で吸血鬼要素があることを認識し心を奪われる。(24:57)

・10/11、日中のツイートは無いが、友人(10/10とは別の相手)と喋っているとき以外宮玉のことしか考えていなかった記憶がある。

・10/11、「2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD (DVD4枚組)(初回生産限定盤)」購入確認のメールが残っている。直後「なぜわたしはこんなことに」というツイートをしたことが確認できる。 (19:36)

・10/11、「キスマイのファンにはならずに済むかもしれないがこのドラマは一生思い出に残ることが確定してしまった」「沼に落ちた」「笑い泣きしている」深夜のツイート。たしかこのタイミングで過去の音楽番組録画からキスマイの部分を見て、玉森の顔を見ただけで反射的に泣いている。

・10/12、「To-y2」「KIS-MY-WORLD」のCDが届く。「運命」を先に聞き、本当に大好きな曲調であったと把握。「BE LOVE」の1番を聴く。涙が出る。その後正座し「LOVE(通常版)」購入。

・10/12、宮玉用のアカウントを作成。(18:43) その旨のツイートがやけにRT・いいねを得る。*3

・10/12、BELOVEドラマの「宮玉」が好きなのか、中身を好きになったのか分からない、という旨のツイートが確認できる。

・10/12、ここから夜になるにつれて中身の二人に関するツイートが増える。あとはなにやらぐずぐず言っている。

・10/13、先に中身にハマっておいたほうがいいんじゃないか?とか言っている。

・10/13、宮田の顔がタイプであることに気が付く。

・10/13、dTVに加入。キスどきを数話観る。キスマイのバラエティを殆ど見たことが無かったことに気づく。(23:00頃)

・10/14、Only one…を目当てに「Kis-My-Journey」CDをポチる。*4ついでに「キミとのキセキ」も購入。*5

もうあとはただのファンと化した中身のないツイート群が続く。

 

詳細な感情

こんなことになった原因としては、BELOVEの予告に対する「好き」と、楽曲に対する「好き」と、キスマイに対する「好きになれそう」と、コンビとコンビを構成する二人に対する「好き」の四つの柱があったのではないかと自分で分析した。

 

1.ドラマ予告部門

とにかく設定がぶっささった。自分が昔好きになったことのある物語の要素がすべて突っ込まれていた。あと一応この文章を書いているのは一話を見たあとなので観る前の感情を思い出しづらい。全部説明すると5秒ごとくらいに書かないといけないしその元気はなかった。感想は感想として別記事にするんじゃないかと思う。出来たら追記する。(追記:出来ました)

https://mtnigenkai1.hatenablog.com/entry/2020/10/23/234639

あと役名が「玉森裕太」と「宮田俊哉」なのはとにかくズルい。同人じゃん!!!!

 

2.楽曲部門

〈運命〉

ぜっっったいこんなの好きになるに決まっている。短調のカッコいい曲調はすべての思春期の「好き」の記憶を引きずり出す。予告で宇宙猫になった元凶だし、この曲を持ち歌に持つアイドルはみんな羨むと思う。

初めて宮玉の歌割?歌声?を意識して聞いた曲。キスマイの曲をちゃんと聞いたことが無かったので初めて最初から最後までちゃんと聞いた曲。初めてCDで聴いたキスマイ(?)の曲。私にとっても運命の曲。

予告で聴ける部分である「絶対に許さない」の絶妙にメンヘラな歌い方も好きだしそのあとの中二心擽る歌詞も大大大好きなのだが、フルで聴くとそれ以前も全て好きだった。

掛け合いが良いのは一つ一つ言っていったらキリがないので多少省略するが、「君に似ていたからさ」を高らかに歌い上げる宮田さんが一番ヤバかったし「最悪の言い訳」が面白過ぎた。印象に残りすぎる。なんでこれを歌った?!!!

玉森さんの全ての歌詞がメンヘラなので大好きである一方で本当にこれ歌っていいのかとなる。あと割と単純な時点で「複雑に絡まる恋物語」って二人で歌ってるのも面白い。恋物語ですね。あと「運命」の定義がすこし難しいというか、二番の「運命に逆らえたなら」と「運命に引き寄せられて」の「運命」違うもの指してるな…みたいな引っかかる仕掛けが面白いと思う。面白いしか言ってないのあれなんですが、一番好きな曲なので許してください。語彙が無い。

〈星に願いを〉

玉森担かもしれないの元凶曲。これを見てから玉森さんから目を離せなくなる呪いにかかった。人はきっとそれを恋と呼ぶ。

めちゃくちゃ二次元。もう一周回って最初の写真とかどうでもよくなってくる。映像と曲との感想が入り混じってしまっているのが何ともなのですが、これを今無料で観れるのとにかく最高ですね。

まず曲単体の感覚としては、それぞれの歌割がかなり長いのが大胆な構成だと思う。すごく丁寧な仕組み。コンサートの演出ありきで選ばれた曲だと思うけれど、二人曲なのに後半しか絡みが無いことでも感情を動かすことを最初から想定していたとしたら怖すぎる。

宮田パートは優しい声と焦がれる声がすんばらしい。あとちらっと星に願いをを演奏してあげた?エピソード?見てから色々更にあれなんですけどまだちゃんとそっちは吟味してないから置いておく…。

問題の玉森パートが個人的に特効で無理だった。華奢な男!!!!萌え袖なに?!?!?!「月明り強く光れ」という歌詞の詩的さでぶん殴ってきたあとに宮玉カメラワークのあとの!!!組んだ手!震えた手!!!無理!!!!!!!!あとは高い音を歌う玉森さんがほんとうに嫁。女の子。この子を一人で死なせた宮田が許せない。

・「運命の扉を開こう」の時のジュニアの振りがエモエモの気配がするもあまりよく見えないのが悔しい。

・このあとの全ての振りが限界をもたらす。特にお気に入りは「ねぇ本当私なんかで良かったのかな?」のステップ。練習風景を見せてくれ。

・予告の方が読み込みが強いので最後のカットは「あっ…見たことある…つら…」という感想。

〈BE LOVE〉

こんなに幸せな曲は聞いたことない。もうこんなのゼクシィじゃん…のイントロからのメロディーの完成度。シングルになることなく、二人の下に届いたこと自体が奇跡のような気がしてしまった。

ニゾンのパートが長くて、「二人の幸せな生活」感が全力も全力で注ぎこまれてからのサビ。その中でも最初から歌詞が良すぎて無理。夜明けまえから話が始まるのは反則だよ…。

予告で使われている部分では「ゆっくり」というワードが出ないけれど、たぶんこれが一番この二人にとって大切なワードなのも感情を揺さぶる。

あと今改めて聞き直して二番の「君のいない瞬間も感じられる」を聴いた瞬間に「星に願いを」の音源をポチった記憶が蘇ってきた。

この曲は肯定の物語なのが何よりも素晴らしくて、それは音源を聴くまで気が付かない良さだった。初恋はこんな気持ちだったみたいな存在しない記憶も蘇ってくる。

ここから始まったの怖すぎるし、まだ映像観てないんだけどみたら爆発するんじゃないかな…。…首輪……?(追記:上に貼った別記事で感想書きました)

 

3.キスマイ部門

自分は事務所担に近いところがあるなと自覚しており、前置きの通り、名前と顔が一致していればジャニタレは大体好きだった。その中で数少ない全く興味がないという例外がキスマイだった。例えばクールの合間にある、嵐が出演する大型音楽番組に複数ジャニーズが出た場合は、必ず曲部分は残す。その中で、少し興味があれば編集中にちゃんと流して聞く。その中で一度もちゃんと聴いたことがなかった。

そもそも自分にとってはキスマイは何となく「敵」というイメージが消えていなかったのだと思う。というのも自分が嵐にハマったのは2010年前後。それまでJ事務所というコンテンツに一切触れていなかったせいか、謎の刷り込みが発生していた。それは、I島派(やAKBグループ)が敵という認識だった。今となってはその肌感覚を説明することは難しいのだが、「わちゃわちゃ」と「格差売り」、「嵐派」と「SMAP派」という分断、別ベクトルから発生していたドラマ主演への押し込み、CD売り上げ枚数による小競り合い。嵐ファンはあまりキスマイに触れてはいけない、応援したくない・できない*6と思いこんでいたし、実際、ファン層も結構異なっていたように思う。舞祭組も格差売りの肯定のようで怖かった。

そのままキスマイがドラマなどに多く露出する季節が過ぎ、派閥が解体されても最初に作られてしまっていたイメージは消えず、*7キスブサも妙にテレビを観る時間に被らず、あとああいうこそばゆいというか家族と一緒に観て気まずそうな番組に対しては惹かれづらかった。更に、美咲ナンバーワンかなんかの予告番組で観た藤北のイメージが更新されず、「イケイケの男子高生」の集団、あるいは男子校*2みたいなイメージで止まっていた。

 

何が言いたいかと言うと、それまでは全くもってキスマイを好きになるとは思っていなかった。

今まで何かを好きになるときは、「ちょっと好きだな」の過程を踏んでしばらくしてから好きになることが多かったのだが、全く予想していなかったところからブッ刺さってくる情報は致命傷になった。以前はオタクの沼入りパターンみたいな言説を馬鹿にしていたのだが、全部本当でブーメランだった。

 

好きなものに所属する物は大体好きで、好きでないものに所属する好きはあまり続かない。このままキスマイを好きかもしれないと思えた話をする。

まず、キスマイは男子校ではないので好きになっても文化の違いから違和感を感じる可能性は少ないということを認識した。(男子校はBLをここまで本気でやれるわけがないので。*8でも女の子を口説く番組ばっかりやっているのにこんなことあるの?ありました)

次に、思ったよりずっと、円を描いて内側を向いているグループだと思った。

ジャニーズのグループなんて今は大体仲が良さそうだとは思うし、向上心の塊でもあるけれど、その活動の仕方はグループによって全然異なる。例えば若手のイメージとしては、ファンの期待に応えようと、或いはグループの中で少しでも目立とうとして、足並みを揃わないことも覚悟で全速力で突っ走ってくるような感覚がある。他の中堅のイメージとしては、それぞれやりたいことがある中で別々の方向を向いて別々の分野で頑張り、何となくバランスを保っていたりするとか、フロントメンバーを後ろから支えるような形だとか、とにかくファンの方を向こうとするとか、そういう例がある。

自分のジャニーズに対する「好き」の根源には嵐がある。嵐は、すごく内向きなグループだ。彼らは現状に満足しないし、コンサートで新規のファンを満足させることに余念がないし、昔からのファンのこともよく覚えている。活動休止の発表をしてから、振り落とされないように最後まで着いてきてくれと言った。でも、彼らは何よりも一番にメンバーの顔色を伺うグループなんじゃないかと思っている。正直手段と目的が入れ替わっているんじゃないかと思うレベルで、全ての行動がグループに尽くすことに帰結する。たぶんあいつらは300万人のファンよりも、グループが、自分自身が、他の四人が大事なんだろうなと思うのだけど、それが自分にとって一番安心できるグループだった。

私が一週間前から初めてちゃんと見たキスマイは思ったより嵐に似ていた。それはキスどきマッチングの構図のせいだけなんじゃないかと思う部分もあるが、妙にグループ仕事が多い。「ジャニーズらしくなさ」にアイデンティティーを置く。*9デビューしてからだいぶ経った2015年に「なるべくゆっくり歩いて行こう」と歌える。*10何よりグループ内でドラマを撮れるし、それを「ファイティングポーズ崩していない」という評価を受けるところ。

 

ファンを一番に大切にしようとしている人たちは、向上心を強制させられているようで少し怖い。「アイドル」としての理想が強いアイドルは、ファンも理想のファンにならないといけないんじゃないかとドキドキする。ファンを大事にするジャニーズは最終的に自己実現の方法が私の望むものと変わって、○口くんとか手○みたいな辞め方をしていくんじゃないかという怖さがある。若い人は、こういう人たちの方が好きなんだと思う。けれど自分はもう若くなく、少なくともそういう「応援しなくてはいけない」という気持ちは今応援しているジュニアだけでどうも手いっぱいなのだった。

まあこれは新規の戯言だしファン一番大事という前提を崩してまでアゲすることでもないしここでいう若手みたいな時期は確実にあっただろうしグループ仕事が多いのは彼らにとっては不本意なことかもしれませんけど!!

 

4.コンビ部門

宮玉の何が好きか書こうと思っていたのだけど、論理的に書こうとしてもこの時点で論理的思考なんて一つもなく、結局は「二人でドラマを作れる関係性」に帰結してしまう。

ただそれでも頑張って箇条書きをするのなら、

・最初にグループが組まれた上でシンメがあり、格差売りのCDデビュー期があり、今隣にいるという時系列

・物語として結婚→死別→運命を持って来るセンス

・玉森側が宮田に依存していないと絶対に発生しないはずのツンデレ言動*11

・モモンガ(それは結婚したい相手にする言動)

・寝かせない&ベッドにもぐりこむエピソード(それは恋愛的な好意混ざってないと出来ない行動)

辺りは刺さった。でもこれだけの情報を先に出されたところで、あの映像が無ければこんなことにはなっていなかったと思う。やっぱりあの映像から感じられる本気感を私は好きになったのだ。

あと、普通に宮田さんと玉森さんを好きになってしまった。

 

宮田さんのイメージは言動が若干イタいイメージで敬遠していた。

オタクなのは何も悪くないが、ラブライブプロジェクトなどの男性向け二次元コンテンツをそれなりに追っている陰キャのオタクとしては、オタク用語を使いこなしオタク友達がいてオタ芸をする陽キャのオタクほど恐いものはなかった。*12

ただ、ライブ配信を観たあとの時点で既に喋り方が優しい人とイメージが変わっていた。コンテンツを追うごとに穏やかで誰からも愛されそうな人だと認識するようになった。要素だけで言えば、今の担当の一人になんとなく似ていることに気が付き、更には鼻と笑顔に気を取られていたものの、そこ以外に目を向けるとタイプの顔だったので死んだ。一度タイプの顔と認識すると、アンインストールは厳しい。BE LOVE一話を経て圧倒的リア恋枠との認識まで追加された。(一方で玉森の恋人というイメージが一番最初から植え付けられてしまったのでリア恋は出来ない。)

玉森さんは本当に印象が無かった。自分が何を思っていたのか思い出せない。

重度の面食いなので、本来ちゃんと認識していれば最低でも顔ファンくらいまでになるはずだったのに、キスマイ本体への敬遠から気にしたことがなかったのだと思われる。

玉森さんとの出会いは宮玉との出会いとイコールなので、先に「どうやら頭がおかしい人だ」という状態から入った。今となっては割と分かりやすい部分もあるかもしれないなと思うものの、こちらも植え付けられた印象は消えない。何考えているか分からない顔の綺麗な男は、性癖である。華奢だけど骨格はしっかりしていて色白な男は性癖。先に場所を与えられて、それに見合った成果を出すジャニーズも性癖。情報が増えていくたびに、死にそうになる。もっと彼のことを知りたいし、彼みたいになりたい。私は全ての担当(もしくは担当が演じた役)に対して「こうなりたい」と思ったことがある。顔を見るだけで訳も分からず涙が出たりする。

つまり、もうどう考えても担当なのだ。

 

私は好きな人が好きな人と一緒にいる様子を見るのが好きだ。この「好き」には必ずしも恋愛的要素が含まれるわけでもないけれど、これからも近くにいる様子をみていたい。そんなことを思い、私は宮玉担になることを覚悟したのだった。

大体の初心者向け教材は把握したので、これからはキスマイの中の二人もしっかり追い始める。

願わくは、一番好きなグループが休止してしまった後の心の穴を埋めてくれる存在になって欲しい。好意はコントロールできるものではないとはいえ。

 

 一週間で転がり落ちた話は以上です。ありがとうございました。ありがとう宮玉のいる世界。

 

 余談

1.他のキスマイのメンバーに対する今のイメージについて

藤北

〈Before〉好戦的なシンメ。ここから好きにならないとキスマイは好きになってはいけないと思っていた。

ニカ千

〈Before〉区別できるまで一年以上かかったし、区別できるようになったあとも稀に混ざる。

 

藤ヶ谷さん

〈Before〉絶対イケイケの怖い奴だと思ってた。翔さんの強火担という噂だけ知っている。

〈After〉サーファーらしいのでやっぱりイケイケじゃんと思う一方で、割と素朴な常識人というイメージに変わった。二次元にいるタイプのかっこよさだと思う。桜の花びらのくだりを今見て乙女過ぎて震える。絶対観てたはずなのに記憶抹消されてるのなんで…?

北山さん

〈Before〉イケイケ班のイメージ。よく身長ネタでいじられているという噂は聞く。

〈After〉思ったより喋り担当だった。異様な安心感がある。サッカー推薦の話はどこかで聞いていたけどそういう堀越組は素敵でいいなって!

千賀くん

〈Before〉翔さんのお友達。翔さんのお気に入りなのズルい。

〈After〉しばらく見ていて担当の一人に表情のレパートリーが大変似ていることに気が付く。それ以降玉森さんが気配消しているときは一番に目に入ってくる。まだなんとか保っている(?)もののたぶんそろそろすごく好きになる。好きになった人は熱量の差こそあれずっと好きだし好きになった人に似ているという理由で好きな人が増えていくタイプである自分が恨めしい。少し道が違っていたらここからキスマイを好きになっていた可能性もある。

二階堂さん

〈Before〉八重歯の人。

〈After〉笑顔がすごくかわいい。

横尾さん

〈Before〉フリ家の人。うっすら歌がヤバいということも知っていた。

〈After〉まさかこんな滑舌悪くてポンコツなところと器用さが両立してる方だとは思わなかった。料理キャラなのも知らなかった。太一さんっぽい。

 

(元も子もないことを言うと基本的には単純接触時間である程度好意は募っていくと思うので、ちゃんと これから好きになると思うので、許してください)

2.この一週間でお金を落としたもの

・CD To-y2(通常版)

・CD KIS-MY-WORLD (通常版)

・CD LOVE(通常版)

・DVD 2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLD(初回生産限定盤)中古

・CD Kis-My-Journey(初回生産限定盤B)中古

・CD キミとのキセキ(初回生産限定盤A)中古

・dTV

・10/14販売 TVガイド・TV LIFE・TVstation・週刊ザテレビジョン

 

*1:いわゆる共感性羞恥

*2:ホモソーシャル。男同士で絡むのが心底楽しそう。コミュ強の集まり。若くて向上心高い。女性を姫として扱う。そして陰キャは馬鹿にされる…というド偏見。最近デビューした2組とかWESTとかがそうじゃないかと思っている。これらのグループも別に全然嫌いではないしお気に入りもいるのだが、メンバーだけで喋るような機会(それこそコンサートとか)で根本的な違和感を感じ、箱推しにはなれないのではという懸念がある。

*3:現時点で約50RT400いいね。たった一日でツイッター人生7年で最も大きなインプレッションを獲得していた。この微弱で断続的な快感もキスマイコンテンツを追うことを加速させていた気はしている。

*4:宮玉三部作との親和性があるとの噂から。歌詞見ただけで買っても後悔しなさそうと判断

*5:宮玉を「離れ離れになりそうだったけれど離れ離れにならなかったシンメ」と認識→離れ離れになってしまったシンメに思いを馳せる→セクバに思いを馳せ沢山コスプレしたJr引き連れていたPVの存在を思い出す→純セクバは殆どいないことには気づきつつも(どうやらセクサマの記憶と混ざってた)どうせなら今買うしかない、の流れ。まだ観ていないものの出演ジュニア一覧を見るだけで割と辛い。もう半分以上いない。

*6:この辺の「応援できない」の感情は割と根深く、ジュニア担をやっている今改めて感じている。全員がデビューできないし、デビューしても事務所の労力は全員には割けない。事務所に対する怒りが沸いたりするのは大抵このタイミングだし、今の社長&副社長はジャニーさんと比べたらまだ割と理不尽な仕打ちを発生させない方だと分かっているながらも、最近めちゃくちゃ感情かき乱されていたりするので、当時の自分の感情も分かるなあと思う。今となっては嵐は不動のトップであるものの、思い返してみれば2010年頃の嵐にはライバルがゴロゴロいた。

*7:JUMPは派閥を変えようとして干されたという噂があったり、Sexy Zoneはレーベルを変えたりした話があったので情報が更新されていく中で、キスマイは(何なら三人移籍後も)SMAPメンバーのお気に入りっぽいなという情報ばかりが入ってきていた。その一方でスマスマ世代ではあるのでSMAPは普通にそれなりに好きだったという理不尽。

*8: Jrとかが沢山出ていた?SMAP派閥(言い方)でやっていた?コント番組の中のBLは正直キツかった。ああいう笑い方をするようなものじゃなかったことも今回のインパクトとして大きかったかもしれない。今は本当に良い時代になった。

*9:まあ2020年初めて曲聴いた感想としては全然ジャニーズなのに何言ってるのとは思いましたが…先駆者の当時の感情はよく分からないので許して…。

*10:嵐の「できるだけ」みたいだなって思った。

*11:にのあいでみた

*12:陰キャのオタクでもコミケ以外の現地参戦は稀にしているのだが、いつも周囲にドン引きして帰っている。女オタの友達がいない女オタの人権は極端に少ないと思う。私怨とも言う。