星がきらきら

Mais comme elle est loin!/遠き七つの星へ愛を

北山さんと恐竜のお話(灰になる前に考察⑦)

2021年5月からずっと北山宏光と恐竜の関係性については引っかかっていた。この恐竜というのはKis-My-Ft2 LIVE TOUR 2021 HOMEの「灰になる前に」パフォーマンス中に登場していた小さな恐竜の置物のことである。

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こちらの0:24頃、よく見ると北山さんの左手付近に映っている。

けれど北山さんはいつまで経ってもMVやパフォーマンスの答え合わせをしてくれないし、こちらも全く答えが思いつかないので、無理に考えることは止めていた。HOMEの円盤を買って一番に確認したのは灰になる前にの副音声中に何かヒントになるようなことは言ってないかだったし、二番目に確認したのは灰になる前にの日替わりパフォーマンスを観て恐竜に日ごとに変化がなかったか、部屋全体では何体いたのかだったけれど、四体だと分かったところで特に進展は無かった。4は北山さんのラッキーナンバーだけども。恐竜にも特に3日間での変化は無かった。何ならもう特に意味はないんだろうなと諦めていた。

 

2022年1月14日に、北山宏光の出演するCM、Knot 新モデル「Niji Iro」の解禁があった。明らかにディテールの凝った映像作品、その一幕に恐竜の置物が登場したので私はキレた。なんでまた恐竜がいるんだ。

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こちらの0:08頃に一瞬映る階段、靴の横、一段目に赤い猫・二段目に緑の恐竜がいる。

本人曰く「映像の中に少しずつ遊びがあるから見つけてみてくださいな~」。一番わかりやすいのは時計盤の時間。それぞれが北山さんやキスマイに関連する日付となっている。曲製作中の場面に映るポスターには「2020.10.10」の日付や「SEVEN」の文字があって、A10TIONじゃん…となった。他にもあるだろうけど他は他の人に任せる。緑の恐竜と一緒に映っているのは赤い猫だ。北山さんのメンカラは赤。トラさんもそうだし、猫が登場する俳句を作っていたり、本人が「猫」に対して意味を込めていることは想像に易い。だったら絶対に、この恐竜にも意味がある。もうやだまた考察したくなっている自分がいる。

そもそもCM解禁日の前日に当たる1月13日に放映されたプレバトから連想させられて火が付いたのが良くなかった。冬麗戦。北山さん・横尾さん・千賀さんの三人が書く俳句はいつかも同じタイミングで全員韻に重きを置いた俳句を作ったりと、共通点が発生しがちではあったものの、この「人生ゲーム」をお題にした回では北山さんと千賀さんの俳句で「炬燵」というワードが被っていた。2位となった千賀さんの作った俳句が「地球史の 恐竜遠し 炬燵の夜」であり、惜しくもランク外11位となった北山さんの作った俳句が「ルーレット 回せど止める 炬燵猫」である。猫と恐竜。そしてKnot CMのドラマの撮影してる場面で飛んでるお札もよく見ると人生ゲームのお札。そんな二日連続で同じ3アイテム見せられることある…?いやこれは流石にCMと直接の関係は無いと思うけど…なあ…

 

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「灰になる前に」の考察をしているタイミングではまず恐竜とネズミの関係性を考えていた。「恐竜 ネズミ」でググると一番上にこの記事が出てくる。この記事の文脈を浚うのであれば、この二つの生き物は並べることでネズミの勝者感をより強く表すものとなる。

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二番目に出てくる記事はこれだった。これについても、内容は全く異なるが割と「ネズミは強かった」ということが分かる。一応、灰になる前にの文脈として機能している。(両方ネズミに似た哺乳類と言うだけで正確にはネズミではないのだが…)

ただ、配信にいてMVに出ない理由にはならないし、自分としてはあんまりしっくり来ていなかった。

キスマイと恐竜の関わりについても考えていた。

まず、5周年にリリースされた「I Scream」のジャケ写に恐竜の化石が映っており、MVにも恐竜が登場する。10周年はRe:の多用といい、A10TIONのパレード感といい5周年を踏まえて形づくられていたので、関係性はあるかもしれない。しかしMVの発表もライブも5月であり、恐らくこの時点では10周年の準備はそこまで出来ていなかったと思われることから、微妙に納得は行かないなあと思っていた。

頭文字でKis-My-Ft2を作り出すオリジナルアルバム、そのラストであるTo-y2のジャケ写で北山さんは恐竜にまたがっている。だからなんだ。この辺からドツボに嵌っていた。To-y2の玉森さんの衣装に恐竜のブローチがついている。キスどきのOPに恐竜がいる。そもそもおもちゃ箱イメージするものに恐竜がいてもおかしくない。10万円で出来るかなのハズレアイテムに恐竜が出てくる。ボス恋のロケ地に怪我した恐竜がいた。少プレで小道具として出てきた。バラエティで恐竜の物真似をしていた。恐竜モチーフのガチャピンと共演した。二階堂さんの私服が恐竜柄だった。キスどきで恐竜好きの子供が出てきた。藤ヶ谷さんのドラマに恐竜が登場する。10万円で出来るかなで北山さんは恐竜博物館に行っている。特にこの一週間の検索履歴と思考は滅茶苦茶だった。

 

しかし今日、突然一つ頭から抜けていた検索履歴を思い出した。

キスマイANNP2019年10月19日回。メンバーは藤ヶ谷太輔宮田俊哉二階堂高嗣北山宏光はいない。

リスナーからの「恐竜と言えば何が思い浮かびますか?」というお便りからの流れ、それをざっくり抜粋して書き起こしたものが以下である。

二「なんかで聞いたけどあの恐竜の色あるじゃん」

藤「それ俺が言ったやつでしょ?皮膚の色でしょ?」

二「そうそう、あれ何で言ったの?」

藤「なんかで話したの、皮膚の色は誰も見たことないってやつでしょ」

二「そう、じゃあ何色なの?」

宮「俺もそれなんか楽屋で…がやさんが言ってたのか、あれ楽屋で言ってたんだっけ?」

藤「もう何年も前だから…俺もなんかテレビで見て話した気がする、テレビ見てたんだっけ?」

二「何でだっけな?」

藤「恐竜の皮膚の色は要は誰にも分からない、見たことないし、骨からも検出できないとかって、今もどうなんだろうね、でもなんか例えば子供の時見てたティラノサウルスの皮膚が赤!と思って見てたらもう赤なんだって思っちゃってるよね、それが本当に赤なのか、どうか」

二「本当は緑かもしれないし」

藤「色が無かったのかもしれないし、全部の恐竜はとかさ」

宮「奥深いなあ」

忘れていた。恐竜は何色か分からない。それは地球史における大きな考察ごとの一つだし、「何色か分からない」ということはきっと「何色にもなれる」ということなのだ。やっぱりMVにいなかった意味は分からないけれど、そう考えればペンキで染まるあの作品の中にとても馴染むアイテムと思えたし、

今回CMの時を刻むというコンセプト・自由にカスタマイズ出来るという製品の特徴・それから「虹色」が含みそうな意味にもこれならばマッチする。

楽屋で話していたのだったら、仲のいいキスマイは7人で恐竜の話をしていたのだろう。

 

恐竜、昔よく化石組み違えエピソードとかあったそれなのでこの考察の何もかもが間違っててもそれはそれでみたいなところある。(開き直り)